第 五 章(8) 朝霞市の一女性に救われる ― 浦和地裁判決で審議会公開

この時期、朝霞市でゴミ処理場をめぐる問題が起こっていたが、審議会の公開を訴えて一人の主婦が訴訟を起こしていた。5月になって今後,県の審議会はすべて公開するようにとの判決が出た。この判決のおかげで、次回6月の私学審議会は、公開となる。奇蹟というべきで、一婦人の訴えによって非公開だった私学審議会が、公開になったのである。

県の学事課は、前から、この妨害活動の実態を見抜いており、学園に協力してくれていたが、地元の埼玉新聞、朝日新聞埼玉支局には、事前に、不動産絡みの妨害活動の実態を説明、両紙とも当日は傍聴してくれることになった。
さすがに、公開の席上で、理由にならない因縁をつけることも出来ず、審議会は学事課の説明を了承して認可の答申をした。埼玉新聞はこれを大きく報道し、朝日新聞埼玉版でも、二回の保留が根拠不明であったことを一連の妨害活動に関連させて囲み記事で大きく報道していた。

「第 五 章 施工―用地の開発認可下りる。工事方式で手間取るもフジタと提携(9)工事の再開」へ
目次に戻る